オオタカとシジュウカラガン
Sat.28.11.2015 Posted in 十勝エリア
オオタカとシジュウカラガンbl1
ガン・カモ類を観ていると、必ずその近くには猛禽類が潜んでいる。その猛禽類から見る‘食う食われるの関係’は・・・?
湖沼でよく一緒に観察できる次の仲間のサイズは、ハクチョウ>ガン>カモの順に大きいのだが、それに合わせて天敵である猛禽類への反応の違いが面白い。
オオタカやチュウヒ、ハヤブサがやってくると、ハクチョウは素知らぬ顔、ガンは警戒するも飛ばない。カモは潜ったり飛んだりで逃げる。
オジロワシがやってくるとガンが一斉に飛び上がり混乱。ハクチョウはやっぱり素知らぬ顔。カモもあまり飛ばない。
トビがやってきても、全種無反応。と言った具合。
そう、自分のサイズと敵のサイズ、能力に合わせて反応が違うのです。必ずこうではありませんし、当たり前かもしれませんが、よく敵を見ていますね。

が、今日の写真はその番狂わせ。オオタカの幼鳥がシジュウカラガンを追いかける場面です。
オオタカとシジュウカラガンbl2
大きさから言うと到底落とせそうにないのですが、地上でえさをついばむ数百羽の群れに突っ込み、その中から1羽に的を絞ると、執拗に追いかけ始めました。その相手が弱っていたりすれば可能性がゼロではないのですが、元気なシジュウカラガンは無事逃げ切りました。
こういった無謀とも思える行動は、猛禽類の幼鳥に良く観られます。若さゆえなのか、遊びなのか、とにかくがむしゃらに突っ込みます。。。
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オオヒシクイ
Wed.25.11.2015 Posted in 十勝エリア
マガンやヒシクイの仲間たちを観ていると、どうしても撮りたくなるのがこの着陸。飛んでいる時の翼は文句なく格好いいのだけれども、着陸の時は、、、ユニークです。
オオヒシクイbl3
『着陸態勢に入りました…』というところでしょうか。ある一定の高度からピタッとはばたきをやめ、滑空に入ります。車輪・・・あ、間違えました脚を出します。
オオヒシクイbl1
身体を垂直に近く持ち上げ、かつ翼は減速しつつ風を逃がしながら高度を下げます。飛行機なら機種を上げて着陸しますが、ヒシクイの場合首を下げます。このあと勢いよく、、、
オオヒシクイbl2
ドスン!と着陸します。
なんだか好きなんです。この一連の動きが。
案外地上にいる仲間と衝突しません。上手いんだか下手なんだか。。。地上では寝ているやつもいれば首を上げて見ている者もいる。彼らも着陸結果には興味があるようですね。
ハクガン
Mon.23.11.2015 Posted in 十勝エリア
ハクガンbll
ハクガンたちは、北海道を離れ、本州の方へ渡って行ったことを『鳥・撮り・トリミング』のKX2_Birderさんのブログで知りました。
今夏は繁殖がうまくいったのでしょうか、幼鳥をたくさん観察することができました。
春の出会いもそうでしたが、鳥との相性というものはあるのでしょうね。このような画しか撮れませんでした。
でもそんなことを言っては罰があたります。出会えなかったかもしれない窮地を地元のバーダーさんが助けてくれて撮れた写真なのでした。。。現地に朝10時に到着し、探せでも探せども見つかりません。日も暮れてきてもう諦めていたところ、近くの畑にいるよと教えてもらい、観察することができました。その節は本当にありがとうございました。
また観察できるよう、無事に冬を越すサイクルを続けて欲しいと願います。
シジュウカラガン
Sun.22.11.2015 Posted in 十勝エリア
シジュウカラガンbl
11月、十勝エリアにはハクチョウ、ヒシクイ、マガン、ハクガン、そしてこのシジュウカラガンが集結する。宮島沼で観ていたマガンたちの渡りのパターンとは異なり、やや長期滞在ののちさらに南下していく。それぞれの種にそれぞれの事情、ペースがあるようだ。
シジュウカラガンはおよそ500羽以上がカウントされている。ハクチョウやガン類と一緒に行動していることが多いが、比較的身軽でかつ警戒心が強いのか、よく飛び立って小移動を繰り返していた。
綺麗に塗り分けた顔や尾の模様と、地味だけど良くみるととても美しい羽毛の持ち主のこのガンは、結構なお気に入りです。
この種も途絶えていた日本への渡りを、人の手助けを得て復活させたのですね。

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タンチョウ
Thu.19.11.2015 Posted in 十勝エリア
タンチョウbl2
秋色になった牧草地でタンチョウの家族が餌を採っていました。今年生まれの幼鳥は大きく育っていますが、あどけない顔で、いつもそばで親に見守られている様子は微笑ましいですね。
タンチョウbl1
あらら、飛び出しは遅れてしまいましたね。

今、北海道のタンチョウは徐々に数を増やし、数だけでは絶滅から回復傾向へあると言われています。一方で一極集中も病気などの問題があり分散したほうが良いと考えられています。しかし、生息範囲が広がると人間のとの軋轢が出てきていると問題にもなっています。その昔人が追いやったのに、回復してくるとまたぶつかるというジレンマ。本来の渡りの習性を取り戻し、人ともうまく共存できるようになって欲しいと願います。
ゴジュウカラ
Sat.03.10.2015 Posted in 十勝エリア
ゴジュウカラbl2
10日ほど前、紅葉の良い頃合いを狙って今季二度目のポイントへ向かった。天気は下り坂。なおかつ山の上のすっきりしない雲だか霧だかの中。朝から3時間粘るも、考えていたシャッターチャンスはやってこなかった。霧から雨の粒へ変わり、ザッと降らしたところへ慰めるかのようにゴジュウカラが現れた。ちょっと遅かったわずかな紅葉をバックに。
ゴジュウカラbl1
同じ日に違う場所でも出会えた。まったく違う秋色の中。いよいよ彼らとの季節だ。カラ類との出会いが増えるとそれはすなわち白い世界が近いことを感じさせる。嬉しくも、さみしいような思い。

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ハクガン
Thu.07.05.2015 Posted in 十勝エリア
ハクガンbl2
マガンたちが宮島沼に集結するころ。彼らもまた十勝のあるエリアに集結していた。
ハクガンだ!
北海道にきて以来、ずっと観たかった念願の種。昨秋にはほんの1日のタイミングで逃している。
美しい。真っ白なハクチョウとはまた一味違った美しさだった。


ハクガンbl1
彼らは一日中ほとんどの時間を餌取りに費やしていた。ひたすらに食べ、次の渡りの体力作りに余念がない。周囲にはマガンやヒシクイ、シジュウカラガンなどもいるが、ハクガンは結束が比較的強く、100羽前後の群れで行動をしていた。ちょっと首が短く、下を向いている姿は卵が転がっているようにしか見えず、あっちにコロコロこっちにころころ転がるようで微笑ましかった。ただ、警戒心も強かったが。

秋、南下する前には130羽弱、今回、双眼鏡で数えた限りでは111羽はいたので、わずかな個体はほかの地点に点在していたり、宮島沼で観察されたりもしているので、ほとんどの個体が無事に冬を越したことになる。


ハクガンbl3
今頃はもうマガンたちと同様、繁殖地へたどりついたであろう。
また秋に個体数を増やして帰ってきてくれることを願ってやまない。